20/10/2014
宿には自転車がある。
トオルさんが学校に行くなら乗って行け、と私は親切を授かる。
ペロウリーニョの広場を抜け、市街を抜け、海岸の方の学校まで自転車を漕ぐ。
自動車が危険な運転なので細心の注意を払って走っていく。
危険ではあるが海岸沿いの下り坂などは実に快適である。
いつのまにか私のスケボー映画は終演していたようだ。
学校に辿り着くと生徒が私とブレットしかいない。
この学校には不良しかいないのか。
二人しかいないのでベラからゆっくり授業してもらう。
ベラはクラスの担任になってから私に優しい。
英語で質問できないだろうからここは後でしっかり教える、と言ってくれる。
実に気持ち悪い。
奴は狡猾であるからして、三色鉛筆に次ぐ何かを狙っているのであろう。
ブレットとはすっかり仲良くなった。
彼とはぎこちないポル語でのしか会話していないが、何か通じるものがあるのだろう。
彼と自分の所持している音楽の交換をする。
彼もまたジャンルを問わず、音楽や文化を愛する人なのである。
自転車の後部ブレーキが壊れていたのを彼が直してくれた。
持つべきものは友である。
帰宅して宿の本棚を眺めていると何かを感じる本がある。
タイトルは「セーラー服心中」。
私はこの少女漫画を読書することを決意した。
先程からお腹が痛い。
これは奇跡の漫画である。
皆もまた機会があればこの伝説の一冊を読んでみて頂きたい。
Amazonで1円で売っているので。
トオルさんにこの本について知っているか、と尋ねたところ、
読んでいない、と言うので搔い摘んで見せて話すと二人でツボに入る。
彼と居ると笑いが尽きない。
眠るまでこの本について語らう。

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