2014年9月25日木曜日

ペロウリーニョ広場

22/9/2014

今日から私は久しぶりに無職を離れ、異国の地で学生となる。
Takeyaさんが朝、学校まで歩いて導いてくれる。

語学学校へ着くと空港に迎えに来てくれて私を誘拐しようとした黒人がいる。
彼は立派な社会人だったのだ。
散々疑って申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

彼と少し話した後、面接的なものが行われる。
語学力ごとにクラスを分けるためだ。
私は学生時代、優秀だったので自信満々で面接を受けた。

なぜか私は一番下のクラスの授業を受けていた。
面接を行った先生がポルトガル語と英語でしか私に質問しなかったのが原因と推測される。


薄々感づいていたのだがこの学校ではポルトガル語と英語で授業が行われるようだ。
しかもポルトガル語を習いに来ているのに基本的にはポルトガル語で授業は行われる。
語学学校とはそういうものなのだろうか。
学生は国籍がバラバラで、アメリカ、カナダ、スイス、ドイツ、フランス、イギリスなど。
日本語を話せる人が先生にもいない。

しかしこれは覚悟していた。
私は耳を鍛えに来たのだ。
これほど人の話す発音に耳を傾ける事は赤ん坊の時以来だろう。
これでいい。
私はとんでもなく頭が良いので解決策を知っている。


担任の先生は、あき竹城をブラジル人にしたような人で、
ポルトガル語のスピードを授業でも落とさない。
英語力もそこまでないので他の生徒が英語で複雑な質問をすると
ストレートに「何言ってるの?わけわかんないわ?」と突き返す。
これには他の生徒もいささか困っている。
私はかつて一年ほどポルトガル語を習っていたのでまだ少しだけマシだが
隣のドイツ人の方なぞは今回初めてポルトガル語を習うようなのでかなり参っていた。

一日目の授業が終わると他のクラスの生徒も集まってみんなで自己紹介をする。
名前、出身、仕事など。
私が「Eu não posso falar inglês.(私は英語が話せません)」
と流暢なポルトガル語を話すと、先生生徒全員から笑われた。
皆英語は話せるのだ。なんで英語喋れないのに来たのだという感じだった。
全員のもみあげを引っ張って一つに結んでやろうかと思った。
何かが私の中で燃え始めた。


家に戻るとTakeyaさんがペロウリーニョ広場へ行こうと言いだした。
私が一番サルヴァドールで行きたかった街。
歩いてでも行けなくはないが割と時間がかかるので初めてのバス体験。
いきなりトラブル。しかし文に起こしにくいので割愛。
バスは手すりに摑まってないとかなり危険。
スピード過剰、急ハンドル急ブレーキ当たり前。
しかしどこまで行っても3レアルと安い。

バスを降りて心が躍った。
写真で見た時から惚れ込んでいたが想像以上に素晴らしい。
そしてその区域が広い。2,3時間ほど散歩していたが全然飽きない。





しかしそのパステルカラーの家の6,7軒に1軒は警察だ。
観光地では街の警備が半端じゃないらしい。

大きな教会が10棟くらいあった。
この教会の階段には犬の糞がたくさんころがっていた。



ブロコアフロの練習を見る。
指揮者の携帯に電話がかかってきて中断。
少し萎える。



港町でもあるので高いビルから海を眺める。



たくさんのラスタマンを見た。
私はラスタではないがここに住みたい。
日本ではラスタに間違われるので住めるのではないか、などと妄想する。

暴走バスに乗って帰る。
今日もMarleneさんが美味しいブラジル料理を作ってくれる。

来て未だ2日間というのに濃い経験をさせてもらった。
またまたTakeyaさんに感謝しながら眠りに落ちる。
もしかして今日が夢ではないかと思いながら。



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